アメリカのリーディング・メソッド

音楽ライター山本美芽が、アメリカ在住の5年間に学んだリーディングメソッドについて綴ります。

英検は準1級を高校までに

 帰国直後の1月に、小2の娘に英検3級、私は準1級を受けて、なんとか合格しました。
 最近どんどんスピーキングの力が落ちているような気がするので、娘は準2も受けさせれば良かったかなー。

 最近いろいろ調べて知ったのですが、準1級をもっていると、大学受験にすごく有利なんだそうで。上智の推薦がもらえるんだそうです。私は音楽系なので早稲田の英語の問題なんて見たことがなかったんですが、この前はじめて見て「あれ、これなら解ける」とか思ってしまったし。

 なにも受験のために英語子育てをしているわけではないんですが、やはりリーディングをやっておけば、中学高校になってからの負担が大幅に減ることは予想されます。中1から勉強をスタートして準1級の語彙のあたりまで6年間で詰め込むのってすごく大変で、結局英語で読書を楽しんだりテレビを楽しんだりってことができないと思うんですよね。

 もちろん1級がとれるぐらいの力がつけばいいですし、帰国子女だと6年生で1級を持っている子も…って話も聞くのであせってしまいます。

 冷静に日本での大学受験を考えたら、高校1年ぐらいで準1級がとれれば、もう十分って気もしますね。海外への進学となると、またぜんぜん話は別ですが。

 「英検のための勉強」というのは子どもには面白くないと思うので、そちらにフォーカスするよりも、あくまで日々のリーディングやテレビ視聴、ネイティブの先生とのレッスンなどをベースに続けていき、英検はあくまで腕試し的に受けてみればいいかと考えています。