アメリカのリーディング・メソッド

音楽ライター山本美芽が、アメリカ在住の5年間に学んだリーディングメソッドについて綴ります。

2010-01-01から1年間の記事一覧

難易度ぴったりの本を見つけるためのプログラム AR(Accelerated Reader)

ちょうどよい難易度の本を見つけるのは簡単なことではありません。 でも、ちょうどよい難易度の本さえ見つかれば、読書はすごく面白く、楽しいものになります。そのために開発されているプログラムがAR(Accelerated Reader)です。私の娘の学校では使って…

ちょうどよい難しさ goldy rocks

not too easy,not too hard,challanging,comfortableやさしすぎず、むずかしすぎず、ちょっと背伸びしつつも心地よい、というのが生徒の実力にあった本になります。goldilocks and the three bear というお話があり、お父さんくまのいすは高すぎ、お母さんく…

リーディングは20人以下の少人数で指導すべき

現在カリフォルニアでは幼稚園年長・小学校1年・2年までは一クラス20人程度の少人数教育をしています。これは、リーディング教育にあたっては、大きなクラスだとひとりひとりへの注意が行き届かず、生徒の学力が伸びないためです。私の娘のクラスでは、1…

learn to read から、 read to learnへ

カリフォルニアの小学校で24年間教えて定年退職したミセス・ギャラントが私の家庭教師の先生です。先生に、リーディング教育で大事なことは何かを聞いてみました。k-12(幼稚園年長からハイスクール卒業までの義務教育)のなかで、4年生というのがひとつの区…

日本人の子どもでも英語の本が読めるようになるのは、リーディングのおかげ。

2006年に3歳の娘と一緒にアメリカに来て、はや4年あまり。*1アメリカに来たばかりのころ、英語がさっぱりわからない状態から、なんとか幼稚園に溶け込めるようになるまでの苦労話は英語できるもん―おうちで楽しくバイリンガル作者: 山本美芽出版社/メーカ…