5年ぶりに日本に帰ってきて、いろいろな雑誌を手にとっていますが、どうも、5年前よりも明らかに、会社というかビジネスの場での英語の必然性が高まっている模様です。
日本の中だけで商売をしていたのではもう食べていけない、外国のビジネスパートナーと直接コンタクトをとってスピーディーに仕事を進めていかなくては、外国の企業との競争に負けてしまうし、国内での競争をしていくにも、外国の企業の力を使いこなすことで差が出てしまう時代になってきたんですね。
アメリカにいたときは、「ユニクロと楽天が英語を社内公用語に」と聞き、子どもたちに日本語を苦労して教えていた私には「日本語が衰退しないといいなあ」と心配しましたが、それよりなりより、縮小する国内市場と運命をともにしないために、海外市場に打って出なければならず、英語を使って生き残らなければ、ということなんですね。
たまたま夫が買ってきた雑誌、プレジデント4月18日号が「英語と就職、出世、お金」という、まあえげつないというかストレートな特集がありました。
PRESIDENT (プレジデント) 2011年 4/18号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2011/03/28
- メディア: 雑誌
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●昇進・昇格について、住友商事はTOEIC730点、パナソニック550点が必要
●新卒の就職については、TOEIC730点以上を持っていると、企業の半分以上がプラス評価
●TOEICの点数に資格手当を出している企業がある。大和ハウスは900点で20万、レンゴーは730点で10万円
というような。そして、すべて能力がTOEICで測られているのですね。子どもの入試は英検、社会人になったらTOEICなのが日本の現状のようです。