アメリカのリーディング・メソッド

音楽ライター山本美芽が、アメリカ在住の5年間に学んだリーディングメソッドについて綴ります。

英語で「スイミー」を読む

ゆうべ寝る前に、娘に、英語の「スイミー」を読んであげました。
日本の小学校で、7月にみんなで勉強した思い出のあるお話です。

ずっと前に買っておいて、まったく出番がなかったのです。いつだか忘れたけれど、届いたときには難しすぎて、娘にはちょうどよくなかったし。

それが、日本語で毎日教科書の音読もやって、ドリルもいっぱい解いて、完全に内容がわかるぐらいの状態、そう、コンプリヘンションが完璧な状態になっていたのですから、英語をきいても、ちゃんと意味がわかります。

「このschoolって、学校じゃないんだよ。魚の群れなんだよ」とか、

「"I'll be the eye"は、日本語でなんだっけ?」
「ぼくが目になろう、でしょ」

とか、日本語訳がほとんど頭に入っているから、まあ読んでいて楽でした。やはり日本語で読み込んだ本を英語で読むのは、理解が正確になるので良いですね。娘も、よくわかったので、聞いていてストレスがなさそうでした。

海の中の絵が、水彩画で、とってもきれい。
赤い小さな魚たちを見て、娘が「これ、はんこだよ!」と突然いいました。確かに、はんこで描いたみたい。初めて気がつきました。
こんぶの林は、レースペーパーを使った版画ですね。

ところで、スイミーの表紙に、先日の記事で触れたカルデコット・メダル(次点のシルバーメダル)が張ってありました。

日本の図書館でも、場所によっては置いてあるようですね。[http://ameblo.jp/jellybeansclub/entry-10315105186.html:title=
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