ジャズピアニストのハービー・ハンコックの自伝を家庭教師のギャラント先生と一緒に読んでいます。
シカゴの黒人が多い下町で育ったハービー、子どものころにモーツァルトのピアノ協奏曲をオーケストラと共演して天才ぶりを見せていましたが、大学は音楽ではない学部をいったん選択。でも音楽への思いは断ちがたく、結局専攻を音楽に変更。卒業後、ニューヨークに出てきて先輩ミュージシャンの家に居候?しながらミュージシャン生活を始めます。有名なウォーターメロンマンの作曲エピソードが面白いんですよ。
いまちょうど、ハービーがはじめてマイルスの家に呼ばれたところを読んでいます。
ハービー本人がしゃべってライターさんが書き起こしたスタイルと思われ、マニアックすぎず、それでいて音楽ファンにうれしいエピソードはしっかり入っており、文学作品としてもとても読みやすい上質な読み物になっています。