アメリカのリーディング・メソッド

音楽ライター山本美芽が、アメリカ在住の5年間に学んだリーディングメソッドについて綴ります。

洋書読みきかせツールとしてのキンドルとオーディブル

最近、うちの息子4歳は、ドクタースースの英語の本の音読CDを、娘9歳は、マジックツリーハウス1−8巻の英語の音読CDを、それぞれキンドルで聴いています。

 
キンドルはアメリカにいたころ、2年以上前に購入して、ずっと私の英語の読書に使っていました。

さらに最近、我が家も無線LANの通信環境が整ったので、キンドルにオーディオブックの「オーディブル」を簡単にダウンロードできるようにったのです。

英語の本の読み聞かせは私がずっとやってきました。でも1日5分か10分で疲れてしまうんですよね。それに発音も私じゃネイティブ並みじゃないし。洋書を音読したCDも売られているんですが、なんだか億劫で使いこなせていませんでした。

それがキンドルにオーディブルが入っていると、子どもが勝手にタイトルを選んで、ぽちっと押すと、キンドルが読んでくれるみたいに、音読が始まるんです。これは助かります。

娘は、マジックツリーハウスを本でも読んでいるんですが、聴くほうがずーっと楽だねといっていました。息子は、ドクタースースのリズミカルでユーモラスな文体が面白いらしく、あちこちフレーズを覚えはじめています。

ドクタースースは、音読するとリズムやライミングやら、その面白さがよくわかるのですが、やはりネイティブの音読のうまい人が読むのが一番いいですね。

「じゃ、おやすみ」といって寝室をあとにして、あとでのぞいてみると、息子は、ドクタースースを読み続けるキンドルを抱えて、眠っていました。

日本発売で話題になっているキンドルですが、とりあえず私は、アメリカのアカウントで登録して、アメリカのサイトでのみ買い物しています。

(追記 2012年11月22日)私が使っているキンドルはアメリカのアマゾンで購入したものです。日本発売のキンドルは、オーディオ機能がないという情報をいただきました。ということはオーディブルは聴けないのかも。英語学習を主目的とするなら、amazon.com(=アメリカのアマゾン。日本はamazon.co.jp)からの個人輸入でアメリカのものを買うのが良いかもしれません。