アメリカのリーディング・メソッド

音楽ライター山本美芽が、アメリカ在住の5年間に学んだリーディングメソッドについて綴ります。

Magic tree houseのリーディング開始

2010年12月18日まで、娘はアメリカの小学校に2年生として通っていました。帰国直前、9月ごろのテストでは、1年生の6ヶ月ぐらいのリーディングレベルということでした。2年生なのに学年以下といえばこれは正直あまり自慢できない数字でしたが、日本に帰ってから英検準2級をとったことを思えば、そういう考えも欲張りすぎだったかと反省しています。

アメリカでずっと続けていた「1日20分」の英語の本の読書。

日本に帰ってからも、ごほうび作戦その他で、とにかくそれだけはなんとか続けていました。お気に入りのJUNIE.B.JONESのシリーズでいいからと。20数冊あったそのシリーズ、娘はちょうど私の誕生日だった3月18日に全部読み終わりました。

このシリーズ自体は、幼稚園年長のときクラスにおいてあったものを借りてきたことがあるぐらいで、早い子なら年長さんから読めますが、とにかく全部読めて私はほっとしました。

そして、帰国前に私が意地になって40冊ぐらい買い集めたMagic Tree Houseのシリーズ(ペーパーバックです)、1巻目の恐竜のお話を、ようやく読み始めています。この本のリーディングレベルは2.0ぐらいでしたか。リーディングレベルが難しすぎると、知らない単語が続出で嫌気がさしてしまうんですよね。1ページに知らない単語が3つ出てきたら、それは多すぎ、とアメリカにいるとき、小学校教師をしていたお向かいに住む友人、ノラさんに教えてもらいました。

そういうことで、ボキャブラリー面がちょっと心配でしたので、「わからない単語があったら、調べなくていいから、下に線をひいておいてね」と娘に言っておいたのですが、「わからない単語なかった」「別にこの本で大丈夫だから」と。

日本語でも翻訳が出ていて、人気があるようですが、それには興味がないんですよね、うちの娘。日本語の本は、いまだに「かいけつゾロリ」で…。さすがに立ち読みで1冊読めるぐらいのスピードはついてきましたが、他に読む本といえば、「ドラえもん」に「学習漫画の伝記シリーズ」…。ハリーポッターを読んでいるとかいう読書好きのお子さんの話を聞くとため息が出てしまいますが、ま、学習漫画だけでも、英語のリーディングだけでも、続けてくれればいいか。私も、人のことばかり心配してないで、自分のリーディングもやらなくちゃ。それに息子にも読み聞かせないと。それに、Magic Tree House、私も読んでおいて内容を把握して、内容について質問してみる「コンプリヘンション」をやらないといけないですしね。

やっぱり買うならこういうセットが断然お得ですね。かさばりますけど。

The Magic Tree House Library: Books 1-28

The Magic Tree House Library: Books 1-28